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2020/09/08 22:16

明日は五節句のひとつ、重陽の節句です。
五節句とは、江戸時代に定められた5つの式日(今でいう祝日)をいい、
  • 1月7日の人日の節句(七草粥)
  • 3月3日の上巳の節句(桃の節句/雛祭り)
  • 5月5日の端午の節句(鯉のぼり/五月人形)
  • 7月7日の七夕の節句(七夕飾り/織姫と彦星)
  • 9月9日の重陽の節句
をさします。

古来、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりで、めでたい反面悪いことにも転じやすいと考え、お祝いとともに厄祓いもしていました。

中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。

重陽の節句は、今では五節句の中でも影が薄くなりましたが、五節句を締めくくる行事として、昔は最も盛んだったといわれています。
こうした節句は、行事と関係する植物の名前を冠して呼ばれることも多く、1月7日は「七草の節句」、3月3日は「桃の節句」、5月5日は「菖蒲の節句」、7月7日は「笹の節供」、そして9月9日は「菊の節句」と呼ばれています。

古来、菊は薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。菊のおかげで少年のまま700年も生きたという「菊慈童(きくじどう)」伝説もあります。また、他の花に比べて花期も長く、日本の国を象徴する花としても親しまれています。

中国由来の行事で、日本では平安時代ごろに貴族の宮中行事として取り入れられました。当時は、中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し、菊を用いて厄祓いや長寿祈願をしていました。これが時代とともに民間にも広がり、江戸時代に五節句のひとつとなって親しまれるようになりました。

菊といえば晩秋の花という印象ですが、旧暦の9月9日は新暦の10月中頃にあたり、まさに菊の美しい季節でした。このころは農繁期であることや、新暦に替わって季節感が合わなくなったことから次第に廃れ、収穫祭に吸収されたりしましたが、寿命を延ばすと信じられていた菊を使い、さまざまな風習が伝えられています。

また、庶民の間では「お九日(くんち)」と呼ばれて親しまれ、秋の収穫祭と合わせて祝うようにもなりました。有名な「長崎くんち」「唐津くんち」はその名残で、新暦の10月に開催されています。
 
この日に合わせていつか「菊のエッセンシャルオイルを試してみたいと思います」

さて今は上勝町でいただいた100㎏超のクロモジの蒸留を行っております。
濃厚でスパイシーな南国のクロモジにまみれながら
幸せな時間を過ごしております。
収油量がとても少ないのでまだまだ製品化とはいきませんが、
アロマウォーターは大量に取れます。
お陰様で蒸留部屋はクロモジのにおいで満たされてちょっと得した気分です。

このクロモジウォーターをおすそ分けいたしたく
BASEページにて5,000円以上お買い上げいただいた方に
先着20名様にクロモジウォーターをプレゼントします。

カート内の自由記入欄に「クロモジウォーター希望」と書いていただければありがたいです。

期間は9月末まで(^^♪

秋の夜長に菊酒とクロモジウォーターで癒されてくださいね(^^♪

店主より